初心者にもわかりやすい外貨MMFとは?


外貨MMFをご存知ですか?外貨預金やFXなどに興味を持つと、外貨MMFという商品もよく見るようになります。外貨預金と混同してしまう方もいますが、まったく別物です。ここでは、外貨MMFの内容や特徴、注意点について紹介いたします。

外貨MMFとは

Untitled design外貨建てMMFとも呼ばれており、MMFはマネー・マーケット・ファンドの略です。日本円を外国通貨に替えて、国債や社債に投資をして運用する投資信託商品です。投資先となるのが、比較的安全性の高いと言われる会社の社債や国債なのが特徴です。「分配金」と「為替差益」で利益を得ることができ、外貨預金より高金利で為替手数料も安く、少額から投資できることもあって、ローリスク商品として人気のある投資商品です。リターンは他の投資信託や株式投資のように高くはありませんが、その分、安全性が高いのが魅力です。公募外国公社債投資信託に分類されます。

為替差益でも利益を得れる

外貨MMFは、分配金だけでなく為替差益で利益を得ることも可能です。購入時の為替レートが1ドル=100円で1万通貨購入したとして、売却時に1ドル=105円の円安になっていた場合は、5万円の利益を得れます。分配金以上の利益を得ることもでき、効率的に資産を増やすことが可能です。

毎月分配金が貯まり複利効果がある

外貨MMFは、運用次第で毎月分配金が貰えます。それにより元本が増え、翌月は利息が加わった資金でさらに効率的な運用ができます。分配金が貯まり、元本が大きくなっていくので複利効果が期待できます。

いつでも解約ができ流動性が高い

外貨定期預金のように満期などが存在しませんので、外貨MMFはいつでも解約ができます。ただし、解約する際の為替レートなどの状況によっては、為替差損を抱え預け入れた時よりも目減りしている可能性がありますので注意が必要です。

外貨預金よりも金利が高く手数料が安い

外貨MMFは、外貨預金よりも金利が高く為替手数料が安いのも特徴です。通貨にもよりますが、金利8%を超えるトルコリラや6%超の南アフリカランドなど非常に金利の高い通貨もあります。米ドルに関しても、楽天証券0.646%、カブドットコム証券0.65%、大和証券0.812%、豪ドルも楽天証券1.136%、カブドットコム証券1.14%、大和証券1.117%と高金利です。手数料もカブドットコム証券で米ドル20銭、豪ドル60銭、ニュージーランドドル60銭、南アフリカランド25銭と高くはりません。金利が高く手数料コストが低いため、より多くの利益を得れる可能性があります。

少額から投資できる

外貨MMFは、少額から投資できるのも特徴の1つです。楽天証券では10通貨単位(数百円)から買付が可能など、少額でも投資できるため、外貨MMFや投資自体が初めてな方にも安心です。

預金保険制度(ペイオフ)対象商品

外貨MMFはペイオフ対象商品ですので、万一外貨MMFを購入している証券会社が倒産したとしても、MMF資産は保護されますので安心です。外貨預金の場合は、ペイオフ対象ではありませんので倒産した場合は保護されません。

外貨MMFの始め方

希望の証券会社が決まれば口座開設を行うだけです。口座開設が完了したら、必要資金を入金し外貨MMFを開始できます。

外貨MMFの注意点

外貨MMFはペイオフ対象商品ではありますが、元本が保証されているわけではありません。安全性の高い債券が投資対象ですが、信用リスクもあり、万が一、債券発行元が倒産したりデフォルトする可能性もあります。為替変動リスクもあります。外貨建ての商品のため、円高になって為替差損が生じる可能性があります。例えば、1ドル100円の時に1万通貨購入していて、売却時の為替レートが1ドル99円であれば、1万円の損失です。運用資産が目減りすることも認識しておかなければなりません。また、そもそもの価格が変動してしまう価格変動リスクもあります。これらのリスクがあるとしっかりと認識したうえで外貨MMFの取引をする必要があります。