初心者にもわかりやすい外貨預金とは?


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外貨預金をご存知ですか?日本円預金が低金利ななかで、金利の高い外貨預金が注目されています。上手くいけば金利以外の利益を得ることもできます。ここでは、外貨預金の詳細やメリット、注意点について紹介いたします。

外貨預金とは

外貨預金とは、日本の円通貨ではなく外国の通貨で預金することです。ゼロ金利政策などの影響もあり、円預金の金利は非常に低く、メガバンクでも、普通預金年0.001%、定期預金で年0.0010%(三菱UFJ銀行円預金金利より)となっています。外貨預金は、日本円を外国通貨に替えて預金をしますが、外国通貨は日本円より金利が高いものが多いため、日本円で預金するよりも利息をたくさん貰える可能性があります。資産運用として改めて注目され人気のある投資商品の1つです。日本の円預金は「金利」でのみ利益を得れますが、外貨預金は「金利」と「差益」によって利益を得れます。また、米ドルでの外貨預金する場合は、米ドル建て、豪ドルで預金する場合は豪ドル建てのように、外貨で投資する場合は、〜建てとも呼びます。

為替レートによって価値が変わる

日本円を外国通貨に替えて預金しますので、為替レートの影響で価値が変化します。例えば、円を米ドルで預金するとします。10万円を1ドル=100円の時に外貨預金として預け入れると、1,000ドルです。預け入れている期間に、円安になり1ドル110円になれば、円としての評価額は11万円になり、1万円の為替差益となります。逆に、1ドル90円の円高になれば、円としての評価額は9万円になり、1万円の為替差損となります。預け入れることで利息が付きますが、為替レートは日々変化しますので、利息以上の利益を得ることもできれば、利息以上の損失を負う場合もあります。また、円→外国通貨、外国通貨→円に交換する際の為替レートには手数料が含まれています。

金融機関によって取扱い通貨や手数料が異なる

外貨預金は、銀行などによっても取扱う通貨が異なります。例えば新生銀行の場合は13通貨を扱っており、米ドルの金利は年0.010%(1ヶ月)〜です。楽天銀行の場合は8通貨を扱い、年0.030%(7日)〜となっています。各金融機関によって通貨や手数料が違いますので、特に外貨預金初心者の方は、出来る限り手数料が低いところを選んだ方が良いでしょう。

外貨預金の始め方

金利や為替差益を目的として外貨預金を始める場合は、各金融機関で外貨預金の口座開設が必要です。口座開設後、入金をすれば外貨預金の取引が開始できます。

外貨預金のメリット

外貨預金のメリットは、日本円預金よりも金利が高く為替差益も得れる点です。現在の金利状況で円預金するよりも外貨預金の方が金利は有利です。金利だけでなく為替差益も得られます。さらに、外貨で預け入れることにより、万が一日本がインフレになり円の価値が下がったとしても損害が限定されます。すべての資産を円で持つよりも、万が一に備え分散投資をしておいた方がリスクオフできます。

外貨預金の注意点

日本の円預金とは異なり、外貨預金は為替手数料がかかります。手数料は外貨を買う場合も、外貨を売る場合も両方発生します。表示されるレートに手数料が含まれており、TTS(買値)、TTB(売値)とも言います。また、為替レートの変化により、利息以上の利益を得れる可能性がありますが、損失を負い元本割れする場合もあり、為替リスクが伴います。日本円の場合は、預金先の銀行が倒産したとしても、ペイオフにより元本1,000万円までは保護されます。しかし、外貨預金の場合は預金保険制度対象外なため、万が一預け入れている銀行が倒産した場合は、保証されません。

外貨預金はFXとも似ている!

外貨預金はFX投資と似ています。FXも外貨建て投資商品で、金利(スワップポイント)や、為替差益で利益を得ます。FX経験のある方であれば、外貨預金の仕組みもすぐに理解できます。また、外貨預金の仕組みを知れば、FX経験のない方でも、FX投資の内容が掴めるはずです。多くの金融機関で外貨預金を扱っていますので、気になる方は普段利用している銀行の外貨預金商品について調べてみてください。