FX VS 外貨MMF


FXも外貨MMFも外貨建て金融商品として似ていますが、どちらの方が投資商品として魅力的なのでしょうか。ここでは、FXと外貨MMFの簡単な内容比較を紹介します。それぞれ検討している方は、参考にご覧ください。

手数料

外貨MMFは外貨預金と比べると為替手数料が安く魅力的です。手数料が安いと、その分のコストが下がり利益を得やすくなります。証券会社のなかでも外貨MMFの手数料が安くて有名なカブドットコム証券は、米ドル建て20銭、豪ドル建て60銭、ニュージーランドドル建て60銭です。外貨預金の米ドル建ては50〜2円前後の手数料がかかりますので、外貨預金と比べると手数料は安いです。しかし、FX取引の為替スプレッドは外貨MMFよりもさらに安いです。大手FX業者の外為どっとコムは、米ドル円が0.3銭、豪ドル円0.7銭、ユーロ円0.6銭など、ほとんどの通貨ペアの手数料が安いです。手数料だけで比べるとFXの方が魅力的です。

取扱い通貨

外貨MMFの場合、取扱い通貨は米ドル、豪ドル、カナダドル、ニュージーランドドル、南アフリカランド、トルコリラの6通貨で証券会社によっては4〜5通貨です。FXの場合は、外為どっとコム20通貨ペア、ライオンFX50通貨ペア、SBIFXトレード26通貨ペア、GMOクリック証券FXネオ18通貨ペアなど、各業者非常に多くの通貨ペアを取り扱っています。取扱い通貨が多い分、投資の選択肢も広がります。

安全性

外貨MMFは、取引金融機関が破綻した場合も、資金は分別管理されていますので、別の証券会社に移行して取引することができます。万一の際も安心です。FXもFX業者が破綻したとしても、第三者が信託保全していますので、資金を失うリスクを回避できます。

レバレッジ

外貨MMFは基本的にレバレッジは1倍で投資を行います。そのため、資金が少ない場合は、少額した投資できず高いリターンも見込めません。FXの場合は、最大25倍までレバレッジをかけて売買取引ができます。そのため、10万円の資金を5倍の50万円、10倍の100万円としてトレードもできますので、為替差益もスワップ金利も大きな利益が見込めます。ただしその分、大きな損失を負う可能性もあります。僅かな為替レートの値動きで変動するため、ハイリスク・ハイリターンとなります。

換金

買ったものを売却したい場合や、ポジションを決済したい場合の流動性についてですが、外貨MMFは一般的に購入後翌日以降であればいつでも解約ができます。FXの場合はスキャルピングやデイトレードなどのトレードスタイルがあるとおり、ポジションを持って5分後でも2時間後でも、すぐに決済することが可能です。

購入後

外貨MMFは、自分で運用するわけではありませんので、購入後は特に何もする必要はありません。分配金も自動で入ってきますし、時折為替レートなどの状況をチェックする程度ですみます。FXは、ポジションを持った後もどこかのタイミングで決済しないとロスカットになることもありますので、場合によってはパソコンなどにベタ付けで相場を注視しておく必要があります。諸々の操作もすべて自分の判断で手動で行わなければなりません。

税金

外貨MMFは、以前は分配金にだけ税金がかかり、売却益は非課税でしたが、税制が変更されてからは、どちらにも税金がかかります。分配金も売却益も申告分離課税で税率20.315%です。FXの場合も決算損益やスワップの損益は、雑所得として申告分離課税で20.315%の税金がかかります。

性格や投資スタイルに合う方を選ぶ

外貨MMFもFXもそれぞれに特徴がありますが、投資をする人の性格や投資スタイルによって、長所も短所に変わったり、短所が長所に変わることもあります。リスクには十分気を付けたうえで、自分に合うと感じた方を選んでみると良いかもしれません。